素材について

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一般的な着物は、正絹(しょうけん)と呼ばれる絹100%の生地から作られます。
しかし、これでは高価になりすぎるため、普段着には木綿やウールが使われていました。
また、夏の着物には、より涼しい麻が使われることもあります。

最近は技術が進み、ポリエステルの着物も広く使われています。
正絹は見栄えが良く、手触りも良いのですが、水に弱いという弱点があります。
ポリエステルは水に強く、雨の日にも安心して着ることができますが、静電気が起きやすく、物によっては安っぽく見えてしまいます。

頻繁に着るつもりであれば、ポリエステルの方が扱いやすくてよいでしょう。
でも、可能であれば、ポリエステルと正絹の両方を体験してみてください。
実際に着たり触ったりすると、違いがわかるようになります。
リサイクル品は古い物が中心なので、伝統的な正絹がほとんどです。

木綿やウールは着る場面が限られますが、こういった着物をさりげなく着るのも格好良く見えます。
これらは普段着なので、裏地は省略し、真冬でも単衣を着るという特徴があります。

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