12月といえばクリスマスです。
もともと日本にはなかった行事なので、クリスマス向けの着物の着方というのは、特に定まっていません。
友人とのクリスマスパーティーなら、自由な着方で楽しんでください。
レストランのクリスマスディナーなら、一応は伝統を踏まえた着こなしの方が、場に馴染むでしょう。
良い物なのに結婚式などには着て行けない小紋や紬を着るチャンスです。
食事の際には、どうすれば着物を汚さないで済むかが問題になります。
用意されているナプキンの端を上手に胸元で留めている人もいますが、慣れないうちは難しいと思います。
帯の上の部分に差し込んだ方が簡単でしょう。
着付け用の小さなクリップ(洗濯ばさみのような物)を持っていると、留めやすい所で留められ、落ちにくいので便利です。
12月にクリスマス柄の帯を締めている人は、着慣れている人だなという印象を受けます。
着ることができる期間がもう少し長い物としては、雪景色や雪の結晶など、雪をモチーフにした物があります。