ジューンブライドという言葉も定着してきましたが、日本では気候の良い10月くらいが結婚式を挙げるのに人気の季節です。
友人の結婚式に着物で出席したいという人も多いのですが、結婚式は数少ない「改まった場所」であるために、自分の着たい着物で大丈夫かと悩むことも多いようです。
この時に周囲に相談し、批判された結果、「着物なんて面倒くさくて嫌い」となってしまうことも少なからずあるようで残念です。
着物のルールは、要するにドレスコードです。
結婚式に小紋で行ってはいけないのは、結婚式のドレスコードが一般的にフォーマルであり、小紋はフォーマルでないからです。
ドレスコードのない個人的なお出かけなら、基本的には何を着ても構いません。
それでも、電車の中にウェディングドレス姿の人がいたら驚くように、あまりにも場違いな物を着ていると周囲の人がびっくりしますから、ほどほどにしましょう。
10月によく使われる絵柄には、菊や紅葉があります。
菊も紅葉もデザイン次第では通年使えますが、気にする人もいますので、それこそ結婚式に着るなら秋に限定した方が無難だと思います。