帯締め

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結んだ帯を最後に留める紐です。
これがほどけてしまうと、お太鼓が落ちてしまうという、とても重要なアイテムです。
また、帯の中央に来るため、非常に目立ちます。

趣向を凝らした帯締めもありますが、慣れないうちは締めやすさを重視した方がよいでしょう。
シンプルな組紐タイプの物が扱いやすいと思います。
丸ぐけという、綿を芯にして布でくるんだタイプの帯締めも締めやすいのですが、最近はあまり見かけません。

帯締めにも夏用と冬用がありますが、冠組(ゆるぎぐみ)の帯締めや、帯留めを通して使う三分紐は、通年使ってよいとされています。

夏用の組紐タイプの帯締めは、組み方が粗く隙間ができています。
レースのようで涼しげですが、隙間を作るために固い糸を使っているため、慣れるまでは締めにくいと思います。

半幅帯に帯締めは必要ありませんが、飾りとして使うことはよくあります。
この場合は緩んでも困らないので、珍しい素材の紐を使ったり、変わった結び方をして楽しめます。

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